2025/03/09

健康寿命を延ばすために、日常で意識したい5つの行動

こんにちは。
薬剤師の北川俊一です。

日々の服薬指導や健康相談の中で感じるのは、
「病気になってから」ではなく、もっと前の段階でできることが実は多いということです。

そこで今回は、健康寿命を延ばすために日常生活で意識したい行動について、
情報提供の目的で整理してみました。


健康寿命とは何か

健康寿命とは、
介護や支援を必要とせず、自立して生活できる期間を指します。

日本は平均寿命が長い一方で、
健康寿命と平均寿命の間には約10年の差があるとされています。

「長く生きる」だけでなく、
元気に生活できる期間をどう延ばすかが重要な視点になります。


1.適度な運動を習慣にする

運動は、健康寿命と深く関係しています。

一般的に、運動には以下のような作用があるとされています。

  • 筋力の維持による転倒・寝たきり予防

  • 血流改善や脳機能の活性化

  • ストレス軽減や気分の安定

特別な運動である必要はありません。

日常に取り入れやすい例

  • 自重でのスクワットを数回行う

  • 15分程度のウォーキングを習慣にする

無理のない範囲で、継続できることが大切です。


2.バランスのよい食事を意識する

健康維持において、食事の影響は非常に大きいとされています。

ポイントとしては、

  • 炭水化物・たんぱく質・脂質を極端に偏らせない

  • 野菜や発酵食品を取り入れる

  • 極端な制限や流行の食事法に振り回されすぎない

和食をベースに、長く続けられる食習慣を意識することが現実的です。


3.良質な睡眠を確保する

睡眠は、体と心の回復に欠かせません。

睡眠不足が続くと、

  • 免疫機能の低下

  • 体の回復力の低下

  • 集中力や気分の不調

などにつながる可能性があります。

睡眠の質を高めるための工夫

  • 就寝前はスマートフォンやPCの使用を控える

  • 寝る時間・起きる時間をできるだけ一定にする

  • 入浴や軽いストレッチでリラックスする

生活リズムを整えることが、結果的に睡眠の質向上につながります。


4.ストレスと上手に付き合う

ストレスを完全になくすことは難しいですが、
溜め込みすぎない工夫は重要です。

例えば、

  • 軽い運動や散歩

  • 音楽や趣味の時間を確保する

  • 深呼吸などで意識的にリラックスする

心と体は密接に関係しているため、
ストレスケアも健康寿命を考えるうえで欠かせない要素です。


5.「健康を後回しにしない」という意識

よく聞かれる言葉に、

  • 「まだ若いから大丈夫」

  • 「忙しくて時間がない」

というものがあります。

しかし、健康は一度大きく崩してから取り戻すのは簡単ではありません

小さな行動でも、

  • 今できることを続ける

  • 完璧を目指さず、できる範囲で行う

といった積み重ねが、将来の健康につながります。


まとめ

健康寿命を意識するうえで大切なのは、

  • 運動・食事・睡眠・ストレスを切り離さず考えること

  • 一時的な頑張りではなく、続けられる形を選ぶこと

特別なことを始める必要はありません。
今日の生活の中で、ひとつ意識を変えることからで十分です。

この情報が、日々の健康を考える際の参考になれば幸いです。

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