こんにちは。
薬剤師の北川です。
「今年こそダイエットを成功させたい」
「運動習慣を身につけたい」
そう思って始めたものの、最初の数日で続かなくなってしまった。
このような経験をお持ちの方は、決して少なくありません。
実は、行動が続かない原因は意志の弱さではなく、最初の目標設定にあることが多いのです。
今回は、無理なく続けるための考え方について、情報提供として整理します。
運動やダイエットを始める際、
週に何回もジムに通う
毎日長時間の運動を行う
といった目標を立てる方は多いですが、
生活リズムや体力に合わない目標は、心身の負担になりやすいものです。
「頑張らなければならない」という意識が強くなりすぎると、
続かなかったときに自己否定につながり、結果的に中断してしまうケースも少なくありません。
これは個人の努力不足ではなく、設計の問題と考える方が自然です。
行動を習慣化するうえで重要なのは、
最初のハードルを意図的に下げることです。
例えば、
長距離を走る → 10分ほど外を歩く
1時間のトレーニング → マシンを1つだけ使う
毎日ストレッチ → 深呼吸を数回行う
といったように、「これならできそう」と思える行動に置き換えます。
ポイントは、
「やった」という感覚を毎回得られることです。
人の体や行動は、急激な変化よりも、
小さな変化の積み重ねの方が定着しやすいとされています。
一度行動が習慣になれば、
運動時間を少し延ばす
回数や強度を少しずつ増やす
といった調整は、無理なく行えるようになります。
この方法は、
途中でやめてしまうリスクや、リバウンドを防ぐという点でも有効です。
健康づくりにおいて大切なのは、
完璧を目指さないこと
自分の生活に合ったペースを選ぶこと
です。
「今日は少しだけできた」
その積み重ねが、結果として大きな変化につながります。
運動やダイエットを続けるための第一歩は、
高すぎる目標を立てない
驚くほど小さな行動から始める
続けることを最優先に考える
この3点に集約されます。
健康づくりは短距離走ではなく、長く続けるための取り組みです。
日常生活の中で、できることを一つずつ積み重ねていくことが、将来の健康につながります。
©2023 TSUNAGARUCRAFT