2025/03/25

禁止すると欲しくなる心理 〜カリギュラ効果について〜

こんにちは!
ウェルラボ代表の
筋肉薬剤師の北川です。

最近、「夏に向けてダイエットを始めました!」 という方のお話をよく聞きます。
しかし、食事制限を頑張るほど「食べちゃダメなのに、どうしても食べたくなる」という経験はありませんか?

これは 「カリギュラ効果」 という心理が関係しています。

今回は、このカリギュラ効果を ダイエットの観点から お伝えします!

 

今日の結論


禁止食品を作らずに、「食べても食べなくてもいい場合は、食べなくてもいいかな〜」というマインドを持とう!

では、そもそも カリギュラ効果とは何なのか?

禁止すれば禁止するほどにやりたくなってしまう心理のことです。

ここで、ちょっと実験をしてみましょう。

「しろくま」を絶対に想像しないでください!

想像しないでくださいよ

絶対に、想像しないでください!!

絶対に、絶対に想像しないでください!!!

……どうですか?

しろくまをイメージイメージしてしまったのではないでしょうか!?

これは、「やってはいけない」と言われると、かえって意識してしまうカリギュラの心理効果 です。

 

ダイエットでのカリギュラ効果は

夏に向けてダイエットを始めると、
「お米は食べてはいけない!」
「スイーツは絶対ダメ!」
「ラーメンは禁止!」
「スナック菓子なんてもってのほか!」

と、ついルールを厳しくしてしまいがちですよね。

しかし、「食べてはいけない!」と思えば思うほど、その食べ物のことが頭から離れなくなり、余計に食べたくなってしまう のです。

さらに、もし一度でも食べてしまったら、
「ダメだ誘惑に負けた」と 罪悪感 を感じ、自己嫌悪に陥ることも。
そうなると、ストレスがたまり、結局ダイエットが続かなくなる可能性が高くなります。

じゃあ、どうすればいいのか!?


答えは 「禁止食品を作らないこと」 です!
「ラーメン?いいじゃん、食べちゃおうよ」
「スイーツ?たまには食べてもいいよね」
「スナック菓子?ちょっとならOK!」

こうした 「食べてもOK という気持ちを持つことが大切です。

このマインドを持つことで、ストレスを感じにくくなり、食べ物への執着も薄れていきます。

それでも強烈に食べたくなる場合は?


もし、「ラーメンやスイーツ、スナック菓子がどうしても食べたくて仕方がない!」と感じるなら、
それは カロリーや糖質を無理に減らしすぎている 可能性があります。

極端な制限をしていると、体が栄養不足を感じ、「エネルギーを補給しなきゃ!」と食欲を強く引き起こしてしまいます。

そんなときは、
「今の食事、無理していないかな?」と 一度見直してみること が大切です。

 

まとめ

禁止食品を作らず、「食べても食べなくてもいい場合は、食べなくてもいいかな〜」というマインドを持とう!

ストレスを減らしながら、楽しく健康的な食生活を続けていきましょう!

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