2025/04/08

お酒を飲んだあとのコンディション管理 ― なぜラーメンが食べたくなるのか?―

こんにちは。
筋肉薬剤師 北川俊一です。
健康寿命を延ばすために、食事・運動・生活習慣を統合したサポートを行っています。

今回は、
「お酒を飲んだあと、なぜ体調を崩しやすいのか」
その背景を、薬剤師・栄養・腸の視点から整理します。


なぜお酒のあとにラーメンが食べたくなるのか?

飲み会の帰り道、
「今日はラーメン行きたいな…」
そんな経験、ありませんか?

これは意志の問題ではなく、
体が必要なものを求めている反応です。


アルコール分解には「糖質」が必要

アルコールは主に肝臓で分解されますが、
その過程で エネルギー源(ブドウ糖) を大量に消費します。

ところが実際の飲み会では、

  • 揚げ物

  • 肉料理

  • 脂質の多いおつまみ

が中心になりやすく、
糖質は意外と不足しがちです。

すると体はこう判断します。

「エネルギーが足りない → すぐ使える糖質が欲しい」

その結果、
炭水化物=ラーメン
という欲求につながります。


アルコールは「水分・塩分・ミネラル」も奪う

アルコールには利尿作用があります。
そのため、

  • 水分

  • ナトリウム

  • カリウムなどのミネラル

が体外へ出やすくなります。

体は不足を察知し、

「塩分が欲しい → 味の濃いものが食べたい」

となり、
ラーメンのスープが魅力的に感じるのです。


でもラーメンは“回復食”としては不向き

ラーメンは
糖質と塩分を同時に摂れるように見えますが、

  • 脂質が多い

  • 消化に時間がかかる

  • 胃腸・肝臓の負担が大きい

という側面があります。

すでに
・揚げ物
・アルコール
で疲れている状態でラーメンを追加すると、

  • 翌日の胃もたれ

  • だるさ

  • 食欲の乱れ

につながりやすくなります。


筋肉薬剤師がすすめる「シメの最適解」

ウェルラボが勧めているのは、
シンプルだけど理にかなった組み合わせです。

✔ 米(糖質)

  • 肝臓のエネルギー補給

  • 回復を助ける

✔ 味噌汁(塩分・ミネラル)

  • 失われた電解質を補給

  • 温かさで胃腸をサポート

  • 発酵食品として腸にもやさしい

脂質が少なく、
回復に必要な要素だけを補えるのが大きなメリットです。


さらにおすすめ:飲む前の「おにぎり」

飲み会前に
おにぎりを1〜2個 食べておくだけで、

  • アルコール吸収がゆるやかに

  • 血糖値の乱高下を防ぐ

  • 二日酔い予防

につながります。

これは「太る対策」ではなく、
体を守る準備です。


まとめ|お酒を楽しむ人ほど「シメ」を選ぼう

❌ ラーメン
→ 脂質過多・胃腸疲労・翌日不調

⭕ 米+味噌汁
→ 糖質・塩分補給+回復サポート

お酒をやめなくても、
食べ方を変えるだけでコンディションは整います。


ウェルラボの考える栄養サポート

ウェルラボでは、

  • 薬剤師としての生理・代謝の理解

  • ボディビル競技での実体験

  • 日常生活に落とし込める現実的提案

を組み合わせた食事・生活指導を行っています。

お酒の付き合い方ひとつでも、
体は確実に変わります。

「我慢」ではなく「選び方」。
それが、健康寿命を延ばす近道です。

 

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