2025/04/16

空腹で筋トレ?食後がいい? ― 薬剤師が考える「失敗しにくい運動タイミング」 ―

こんにちは。
薬剤師 × パーソナルトレーナーの 北川俊一(筋肉薬剤師) です。

ウェルラボでは、
「健康寿命を延ばすこと」を軸に、
運動・食事・生活習慣を無理なく続けられる形でサポートしています。

その中でよくいただく質問のひとつが、

「ダイエット目的の筋トレは、
空腹でやるのと、食後にやるのはどちらが効果的ですか?」

SNSやネットでは、

  • 「空腹の方が脂肪が燃える」

  • 「食後の方がパフォーマンスが上がる」

といった情報が混在し、迷ってしまいますよね。


結論:筋トレは「空腹を避け、適切な栄養補給後」に行うのが基本

薬剤師・トレーナーの両視点から見ると、
空腹状態での筋トレはおすすめしません。

理由を整理していきます。


空腹で筋トレを行う場合のメリット・デメリット

メリット

  • 状況によっては、脂肪がエネルギーとして使われやすくなる可能性がある

デメリット

  • 強い空腹感により、トレーニング後に過食しやすい

  • エネルギー不足で集中力が低下し、トレーニングの質が落ちる

  • 筋肉の分解が進みやすく、結果的に代謝低下につながる可能性がある

ウェルラボでは、
「一時的な脂肪燃焼」よりも「筋肉を守りながら続けること」 を重視しています。

その観点から、空腹での筋トレは
ボディメイク・ダイエットともに効率が悪くなりやすいと考えています。


食後に筋トレを行うメリット・注意点

メリット

  • エネルギーが確保され、トレーニングの質が向上

  • 集中力が高まり、狙った部位にしっかり刺激を入れられる

注意点

  • 食後すぐの運動は、胃の不快感や消化不良を起こすことがある

そのため、
「食後すぐ」ではなく「少し時間を空ける」ことが大切 です。


理想的なタイミングは「食後2〜3時間後」

消化が進み、エネルギーとして使いやすい状態になる
食後2〜3時間後 が、最もバランスの良いタイミングです。

ただし、
仕事や家事でこの時間を確保するのが難しい方も多いのが現実です。


忙しい人向け|トレーニング前の軽いエネルギー補給

「空腹のまましか運動できない」場合は、
軽くエネルギー補給してから動く だけでも大きく変わります。

トレーニング30〜60分前のおすすめ例

  • 果物(バナナ・りんご など)

  • 和菓子(団子・大福 など)

  • ラムネ・ブドウ糖タブレット

消化が早く、素早くエネルギーになるものを選ぶのがポイントです。


一番大切なのは「続けられる仕組み」

筋トレやダイエットで成果を左右するのは、
完璧なタイミングよりも、継続できるかどうか です。

ウェルラボの基本スタンスは、

  • ベストは「食後2〜3時間後」

  • でも、現実はベストでなくてもOK

  • 空腹しか選択肢がないなら、工夫してデメリットを減らす

「頑張らないと続かない健康法」ではなく、
生活に組み込める健康習慣 を一緒につくることを大切にしています。


まとめ|空腹で筋トレ、どう考える?

  • 空腹での筋トレは、集中力・筋肉維持の面で不利になりやすい

  • 理想は食後2〜3時間後

  • 難しい場合は、軽いエネルギー補給で対策

  • 最優先は「無理なく続けられること」


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