2025/04/23

【筋肉をつけたい人必見】「プロテインだけじゃダメ?」—筋肉を育てるための正しい栄養バランスとは?

こんにちは、筋肉薬剤師の北川俊一です!

ウェルラボでは、「薬剤師×パーソナルトレーナー」の視点から、健康寿命を延ばすための“実践的な食事と運動習慣”をご提案しています。

今回は、筋トレやボディメイクに欠かせない「プロテイン」について、「飲んでるのに効果が出ない…」という方に向けて、筋肉を効率よく育てるための“栄養バランスの整え方”をお伝えします。

 

■【結論】プロテインだけでは筋肉は育たない!

結論から言うと、プロテインシェイクをたくさん飲むだけでは、筋肉は育ちにくいです。

その理由はシンプル。“バランスの良い栄養”が筋肉づくりの土台になるからです。

 

■ プロテインだけに頼ると起こる2つの問題

① 吸収力が落ちる

プロテインドリンクは「水に溶かして飲む=流動食」。

こればかりに頼ると胃腸の消化機能が低下し、栄養の吸収率も落ちてしまうのです。

例えるなら、ギプスを長期間つけた足の筋肉が衰えるように、胃腸も「働かないと弱る」んです。

② 腸内環境が悪化する

タンパク質を一気に摂りすぎると、腸内で未消化のタンパク質が腐敗しやすくなります。

その結果…

• お腹が張る、ゴロゴロする

• オナラが臭くなる

• 肌荒れや便通の乱れ

こうした症状が出たら、腸内環境が乱れているサイン。

腸の調子が悪いと、筋トレのパフォーマンスも落ちてしまうんです。

■ 正しい筋肉づくりは“栄養バランス”が命!

筋肉を育てるには「基本の食事」+「足りない分をプロテインで補助」するのがベスト。

【カロリーバランスの目安】

• 炭水化物:6

• タンパク質:1.5〜2

• 脂質:2〜2.5

この比率で、エネルギーと筋肉の材料をしっかり確保しましょう。

【1日に必要なタンパク質量】

• 一般の方:体重×1g

 例:体重60kg → 60g(1食あたり20g×3回)

• 筋トレしている方:体重×1.5〜2g

 例:体重60kg → 90〜120g(1食あたり30〜40g×3回)

足りない分をプロテインで補うのがポイントです。

【少しずつ、段階的に増やそう】

急にタンパク質を増やしすぎると、かえって腸内環境が乱れ、逆効果になることも。

体の反応を見ながら、段階的に調整していきましょう。

■ ウェルラボからのメッセージ

「筋肉を育てたい」「健康的にボディメイクしたい」——

そんなあなたに必要なのは、**プロテインだけに頼らない“栄養の知識”と“食事の習慣”**です。

ウェルラボでは、薬剤師の視点で消化吸収や腸内環境を考慮したオーダーメイドの栄養アドバイスを行っています。

一人ひとりの生活リズムやトレーニング内容に合わせて、“無理なく継続できる”栄養・運動プランを提案しています。

■ まとめ

• プロテインはあくまで補助。食事がベース!

• 栄養バランスの整った食事こそが、筋肉をつける最短ルート

• タンパク質の摂りすぎには注意!体の反応を見ながら調整を

筋トレも、食事も、睡眠も、全部バランス。

ウェルラボと一緒に、“健康的に筋肉を育てる習慣”を始めてみませんか?

 

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