2025/04/29

目標がなくても、始めていい ― 健康習慣づくりに必要な考え方 ―

こんにちは。
薬剤師であり、トレーナー、そしてボディビル競技者でもある北川俊一です。

このサイトでは、
薬剤師の視点を軸に、運動や生活習慣について
「続けられる形」を考えるための情報を発信しています。

今回は、
「目標がないと始められない」という思い込みについて整理してみます。


「目標が決まらないから動けない」は本当か?

多くの方が、

  • 目標を決めてから始めたい

  • ゴールがはっきりしないと意味がない

  • 中途半端にやるくらいならやらない

と考えがちです。

ですが実際には、
目標が決まらないこと自体が、行動を止める原因になっているケースも少なくありません。


2つの考え方

パズル思考とレゴ思考

■ パズル思考

  • 最初に完成図(=明確な目標)がある

  • 計画通りにピースを当てはめていく

  • ゴールが見えないと動きづらい

■ レゴ思考

  • 最初に完成形は決めない

  • 今できる行動を一つずつ積む

  • 後から「こうしたい」が見えてくる

どちらが正しいという話ではありません。
ただ、健康習慣づくりにおいては、パズル思考が重荷になることが多いのも事実です。


健康習慣は「レゴ思考」と相性がいい

運動や食生活について、

  • 理想の身体像が思い浮かばない

  • 完璧にできる気がしない

  • 続かなかった経験がある

こうした理由で止まってしまう人は多いです。

でも実際は、

  • 少し歩いてみる

  • 朝食を抜かない日を作る

  • 週1回だけ体を動かす

こうした小さな行動の積み重ねから、

  • 自分に合う・合わない

  • もう少しやってみたいこと

  • 逆にやらなくていいこと

が見えてくるケースもよくあります。


私自身も「レゴ思考」で変化してきた

私自身、最初は
「ボディビル大会で結果を出す」という
比較的わかりやすい目標でトレーニングをしていました。

しかし続ける中で、

  • 体が変わる過程

  • 習慣が人に与える影響

  • 続けられる人と続かない人の違い

に興味を持つようになり、
今は 健康寿命をどう延ばすか という視点で
運動や生活習慣を捉えるようになっています。

これは、
最初から決めていたゴールではありません。

行動を積み重ねる中で、
自然と方向性が見えてきた結果です。


まとめ:迷ったら「今できる一つ」を

  • 完璧な目標設定は不要

  • 小さな行動が次の選択肢を連れてくる

  • 途中で方向が変わるのは失敗ではない

健康習慣は、
「正解を決めてから始めるもの」ではなく、
始めてから自分なりの形に育てていくものです。

もし今、
何を目標にすればいいかわからないなら、

まずは
今できる一番小さな行動だけやってみてください。

それが、
自分に合った健康習慣を組み立てる
最初のブロックになります。

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