こんにちは、筋肉薬剤師の北川です!
「筋肉痛がひどくて動けません…。どうしたら早く治りますか?」
こんな質問をよくいただきます。筋トレを頑張った後、次の日の筋肉痛って「効いたな!」という満足感もある反面、「もう何もしたくない…」ってなることもありますよね。
でも実は、筋肉痛のときの過ごし方次第で、回復のスピードや次のトレーニングの質が大きく変わるんです!
今日は、そんな「筋肉痛の正しい対処法」を3つに絞って、わかりやすくお伝えします。
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結論:回復に全集中せよ!
筋肉痛は、筋肉からの「もう限界…ちょっと休ませて!」というサインです。
このサインを無視して無理をすると、回復が遅れるだけでなく、パフォーマンスの低下や他の部位への負担につながってしまいます。
では、どうすれば筋肉痛から早く回復できるのか?
効果的な対処法を3つ紹介します!
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① 筋肉痛の部位はしっかり休ませる
筋肉は「刺激 → 損傷 → 修復」のサイクルを通して成長します。
筋肉痛があるということは、今まさに「修復中」。
このタイミングでさらに追い込むと、筋肉の回復が間に合わず、むしろ筋肥大の効率が落ちてしまうんです。
でも安心してください。
筋肉痛の部位は休ませながら、他の部位を鍛えるのはOK!
たとえば、
• 脚が筋肉痛のときは、上半身のトレーニング
• 背中がきついときは、脚や腹筋まわり
など、**部位ごとの分割トレーニング(スプリットルーティン)**を取り入れると、休みながら効率よく鍛えられます。
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② 軽めのストレッチで血流アップ!
筋肉痛のときは、筋肉が張っていて血流が悪くなりがちです。
すると、酸素や栄養が届きにくくなり、疲労物質が溜まりやすくなってしまいます。
そんな時におすすめなのが軽めのストレッチ。
ポイントは「強く伸ばしすぎないこと」。
反動をつけず、じっくり・気持ちよく伸ばすことで、筋肉の緊張がゆるみ、血流が改善されます。
おすすめタイミング
• お風呂上がりのリラックスタイム
• 寝る前のゆったりした時間
ゆったりとしたストレッチを習慣にするだけでも、回復のスピードがぐっと上がりますよ!
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③ 軽い有酸素運動で回復促進!
「筋肉痛のときは、完全に休んだ方がいいんじゃないの?」
そう思う方も多いですが、実は軽い有酸素運動は回復を早めてくれるんです!
なぜなら、全身の血流を促進して、筋肉に栄養と酸素を届けてくれるから。
おすすめの運動
• 軽めのウォーキング
• ゆるめのエアロバイク
• 軽いジョギング(会話できる程度)
ポイントは「頑張りすぎないこと」。
息が軽く上がるくらい、10〜20分を目安に行うのがベストです。
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まとめ:筋肉痛のときこそ、回復に全集中!
筋肉痛のときは、無理をせず、**「休養もトレーニングの一部」**という意識を持ちましょう。
回復のコツ3つ
• 筋肉痛の部位はしっかり休ませる(他の部位のトレーニングはOK!)
• ストレッチで血流を促進し、筋肉の修復をサポート
• 軽い有酸素運動で全身の血流を上げる
この3つを意識すれば、筋肉痛も怖くない!
そして、次のトレーニングにつなげるための「良い流れ」がつくれます。
筋トレは続けることが何より大切。
だからこそ、「回復」もトレーニングの一環として、しっかり取り組んでいきましょう!
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