2025/04/30

筋肉痛がひどい…そのとき、どう過ごす? ― 回復を早める3つの基本 ―

こんにちは。
筋肉薬剤師 北川俊一です。

筋トレや運動を頑張った翌日、

「筋肉痛がひどくて動けません…」
「これ、無理して動いた方がいいんですか?」

こんな相談をよく受けます。

筋肉痛は
「ちゃんと効いた証拠」として嬉しい反面、
日常生活や次のトレーニングがつらくなることもありますよね。

実は、筋肉痛のときの過ごし方次第で、回復スピードも次のパフォーマンスも大きく変わります。

今日は
筋肉痛のときに押さえておきたい対処法を3つに絞ってお伝えします。


結論:筋肉痛のときは「回復に全集中」

筋肉痛は、
筋肉からの「今は修復中。少し待ってほしい」というサイン。

このサインを無視して無理をすると、

  • 回復が遅れる

  • パフォーマンス低下

  • 他の部位に負担がかかる

といった悪循環に入りやすくなります。

だからこそ、
筋肉痛が出ているときは「回復を優先する判断」が重要です。


① 筋肉痛の部位はしっかり休ませる

筋肉は
刺激 → 損傷 → 修復
というサイクルで強くなります。

筋肉痛がある状態は、
まさに「修復の真っ最中」。

この段階で同じ部位を追い込むと、
筋肥大どころか回復が追いつかず逆効果になることもあります。

ただし、ここで勘違いしないでほしいのが、

👉 筋肉痛の部位だけ休めばOK という点。

たとえば、

  • 脚が筋肉痛 → 上半身トレーニング

  • 背中が筋肉痛 → 脚・体幹トレーニング

といった
部位分割(スプリット)を活用すれば、
休養と継続を両立できます。


② 軽めのストレッチで血流を促す

筋肉痛のときは、
筋肉が硬くなり、血流が滞りやすい状態です。

血流が悪いと、

  • 酸素や栄養が届きにくい

  • 疲労物質が残りやすい

結果として、回復が遅れます。

そこでおすすめなのが
「軽め・気持ちいい」ストレッチ

ポイントは
強く伸ばさないこと

  • 反動をつけない

  • 呼吸を止めない

  • 痛気持ちいい手前で止める

おすすめのタイミングは、

  • お風呂上がり

  • 寝る前のリラックスタイム

回復を“邪魔しないストレッチ”がコツです。


③ 軽い有酸素運動で回復を後押し

「筋肉痛のときは、完全休養が一番?」

そう思われがちですが、
軽い有酸素運動は回復を早めることがあります。

理由はシンプルで、
全身の血流が上がり、筋肉に栄養と酸素が届きやすくなるから。

おすすめは、

  • ゆっくりウォーキング

  • 軽めのエアロバイク

  • 会話ができる程度のジョギング

時間の目安は 10〜20分

※「息が上がらない」「頑張った感がない」くらいが正解です。


薬剤師としての補足:痛み止めは“最終手段”

筋肉痛がつらいと、
つい痛み止めを使いたくなる方もいます。

ただし、

  • 日常的に鎮痛薬でごまかす

  • トレーニング前に予防的に飲む

こうした使い方はおすすめできません。

痛みは
身体からの大事なフィードバック

まずは
休養・血流・回復環境を整えることが最優先です。


まとめ:筋肉痛のときこそ、上手に回復する

筋肉痛は「失敗」ではなく、
身体が変わろうとしているサイン

回復を早める3つの基本

  • 筋肉痛の部位はしっかり休ませる

  • 軽めのストレッチで血流を促す

  • 軽い有酸素運動で回復を後押しする

筋トレは
「やる日」だけでなく、
「回復させる日」まで含めてトレーニングです。

無理せず、焦らず、
次につながる回復を大切にしていきましょう。

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