2025/05/05

睡眠の質を高めるために、今日からできる7つの工夫 ― 薬剤師の視点から考える、疲れを残さない生活習慣 ―

こんにちは。
筋肉薬剤師の北川俊一です。

「しっかり寝ているはずなのに疲れが取れない」
「夜中に何度も目が覚めてしまう」

こうした睡眠の悩みを抱えている方は少なくありません。

実は、睡眠では
時間の長さよりも“質”が重要です。

ここでは、薬剤師の視点から
日常生活の中で実践しやすい
睡眠の質を高めるための基本的なポイントをまとめました。


① 湯船に浸かり、身体を休息モードへ切り替える

シャワーだけで済ませる生活が続くと、
自律神経が切り替わりにくくなります。

湯船に浸かることで、

  • 副交感神経が優位になりやすい

  • 入浴後の体温低下により眠気が生じやすい

といった変化が期待できます。

目安
就寝の90〜120分前に、ぬるめ(38〜40℃)のお湯で10〜15分程度。

直前の熱い入浴は、かえって目が冴えることがあるため注意が必要です。


② 寝具・衣類で「体温調節」を助ける

睡眠中は体温が自然に下がることで、深い眠りに入りやすくなります。

近年注目されているリカバリーウェアなども、
「締めつけが少ない」「冷えにくい」といった点で
睡眠環境を整える一助になる場合があります。

重要なのは、

  • 暑すぎない

  • 寒すぎない

  • 血流を妨げない

といった 基本的な快適性 です。


③ 夜間の血糖値変動を穏やかにする食事

睡眠と血糖値は密接に関係しています。

夜間に血糖値が大きく変動すると、

  • 途中覚醒

  • 寝汗

  • 朝のだるさ

につながることがあります。

一般的な工夫としては、

  • 夕食に食物繊維を意識して取り入れる

  • 極端な空腹状態で就寝しない

  • 遅い時間の大量摂取を避ける

といった点が挙げられます。


④ 寝る前の軽いストレッチで緊張を緩める

日中のストレスや運動不足により、
交感神経が優位な状態のまま夜を迎える人は少なくありません。

寝る前には、

  • 深呼吸

  • 首・肩・股関節まわりの軽いストレッチ

など、「リラックスを目的とした動き」がおすすめです。

痛みを感じるほど伸ばす必要はありません。


⑤ 就寝前のスマホ・ブルーライトを控える

スマートフォンやパソコンの光は、
睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌を抑制します。

理想は、

  • 就寝1時間前から画面を見ない

  • 通知をオフにする

  • 寝室に持ち込まない

といった環境づくり。

難しい場合は、
「見る時間を決める」だけでも効果があります。


⑥ 朝の光で体内時計を整える

良質な睡眠は、実は「朝」から始まっています。

起床後に光を浴びることで、

  • 体内時計がリセットされる

  • 夜の眠気が自然に訪れやすくなる

といったリズムが整います。

カーテンを開ける、
短時間外に出るなど、簡単な行動で十分です。


⑦ 続けるコツは「完璧を目指さない」こと

睡眠改善で最も重要なのは 継続 です。

  • 毎日すべてやろうとしない

  • できることを1つだけ続ける

  • うまくいかない日があっても気にしない

生活習慣は、
「少しずつ整える」ことで確実に変わっていきます。


まとめ:睡眠は、生活習慣の積み重ねで整う

  • 睡眠の質は、日中の過ごし方と密接に関係している

  • 特別なことより、基本的な習慣が重要

  • 無理なく続けられる形を選ぶことが大切

睡眠・運動・食事は、それぞれ独立しているようで、
実際には互いに影響し合っています。

まずはできることから、
自分の生活リズムを見直すきっかけにしてみてください。

 

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