2025/05/13

高タンパク食の落とし穴—摂りすぎが健康リスクに?

こんにちは。ウェルラボの北川俊一(薬剤師・パーソナルトレーナー)です。

最近は「筋肉を増やしたい」「ダイエットを成功させたい」と、高タンパク食を取り入れる女性が増えています。特にパーソナルトレーニングや食事管理を始めたばかりの方ほど、「たんぱく質をとにかく増やせばいい」と思いがちです。

でも、ちょっと待ってください。

たんぱく質はとても大切な栄養素ですが、“摂りすぎ”による健康リスクがあることをご存じでしょうか?

摂りすぎが引き起こす4つの落とし穴

たんぱく質の過剰摂取は、以下のような体への負担を招く可能性があります:

• 腎臓への負担(ろ過の仕事が増える)

• 腸内環境の乱れ(食物繊維が不足しがち)

• 脂質の過剰摂取(肉類中心の食事になる)

• エネルギー効率の低下(たんぱく質は代謝コストが高い)

「プロテイン+肉中心」の偏った食事は、一見ストイックに見えますが、実は体にとって大きなストレスとなることもあります。

適量の目安と考え方

適切なたんぱく質の摂取量は、次のように体重に応じて計算されます:

• 一般的な成人女性:体重1kgあたり1.0〜1.2g

• トレーニングを行っている方:体重1kgあたり1.5〜2.0g

例:体重60kgの方であれば、90〜120g/日が目安です。

これ以上の摂取は、体内で利用しきれずに排出されたり、脂肪として蓄積される可能性があります。

大切なのは「バランスのとれた健康習慣」

筋肉をつけたい方も、ダイエットを頑張る方も、たんぱく質だけに偏るのではなく、**炭水化物・脂質とのバランス(PFCバランス)**を意識することが大切です。

また、腸内環境を整えるためには、食物繊維や発酵食品の摂取も意識してみてください。

薬剤師だから伝えられる、体にやさしい運動と栄養の考え方

ウェルラボでは、薬剤師資格を持つトレーナーが、初心者でも安心して始められるパーソナルトレーニングを提供しています。無理のない運動と、科学的根拠に基づいた食事サポートで、健康的に理想の身体を目指すことができます。

• 「健康習慣を始めたいけど、何からやればいいか分からない」

• 「女性の体に合った運動や栄養を教えてほしい」

• 「無理なく続けられるフィットネスを探している」

そんな方にこそ、ウェルラボのサポートはぴったりです。

北川の体験から

私自身、昔は「プロテインさえ飲んでいればOK」と思い込んでいた時期がありました。でも、疲れやすくなったり、お腹の調子が悪くなったり…。学びを深めるうちに「バランスの大切さ」を強く実感しました。

特に減量期には、腸内環境のケアや消化負担の軽減にも気を配るようになりました。これが、結果的にコンディションの向上にもつながっています。

まとめ:たんぱく質は「ちょうど良く」が正解

• 高タンパクは魅力的だけど、摂りすぎは逆効果

• 体重×1.5〜2.0gを目安に

• 食物繊維や発酵食品も忘れずに

• 運動×栄養×継続こそが、最強の健康習慣

あなたの「最初の一歩」を、ウェルラボが応援します。

「運動が苦手」「食事管理が続かない」と感じている方も大丈夫。ウェルラボは初心者向けフィットネスや女性のための運動サポートに力を入れています。

まずは体験から、お気軽にご相談ください。

あなたに合った無理のない健康習慣を、私たちが一緒に見つけていきます。

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