2025/06/29

【基礎から学ぶシリーズ】脂質とは?良い脂・悪い脂って何が違うの? 〜「脂は敵」ではありません。健康と美容を支える“良い脂”の選び方〜

こんにちは。

薬剤師としても活動している、筋肉薬剤師・北川俊一です。

「脂って太るだけじゃないの?」

「ダイエット中は脂質カットが正解でしょ?」

そんなふうに思って、脂質をできるだけ避けている方も多いのではないでしょうか?

でも実は、脂質=悪者ではありません。

うまく選べば、健康習慣の味方になり、美容やホルモンバランスにもいい影響をもたらしてくれます。

この記事では、ウェルラボでも多くの女性にお伝えしている「脂質の正しい知識」について、やさしく解説します。

初心者向けフィットネスや女性のための運動サポートをお考えの方にも、ぜひ知っておいてほしい内容です。

◆ 脂質は「体に悪いもの」じゃない!

脂質は、炭水化物・たんぱく質と並ぶ三大栄養素のひとつ。

1gあたり9kcalと高エネルギーですが、「カロリーが高い=悪い」ではありません。

脂質にはこんな大切な働きがあります:

• エネルギー源として使われる

• 細胞膜やホルモンの材料になる

• ビタミン(A・D・E・K)の吸収を助ける

• 内臓を保護し、体温を保つ

つまり、脂質も私たちの身体に欠かせない栄養素なんです。

◆ 「良い脂」と「注意したい脂」の違いとは?

脂質にはいくつか種類があり、「どんな脂を選ぶか」で体への影響が大きく変わります。

① 不飽和脂肪酸(=良い脂)

• 青魚(DHA・EPA)、ナッツ、アマニ油、えごま油、オリーブオイルなどに多く含まれます。

• 血流の改善や炎症の抑制、ホルモンバランスのサポートなど女性の健康維持に特に大切な脂です。

👉 特に「オメガ3脂肪酸(DHA・EPA)」は現代人に不足しがちなので、意識して摂りたい脂です。

② 飽和脂肪酸(摂りすぎに注意)

• 肉の脂身、バター、ラード、チーズ、生クリームなどに多く含まれます。

• 完全にNGではありませんが、とりすぎると動脈硬化や肥満の原因になりやすいため“ほどほど”を意識しましょう。

③ トランス脂肪酸(避けたい脂)

• マーガリン、ショートニング、スナック菓子、ファストフードに含まれます。

• 人工的に作られた脂で、心疾患リスクを高めるとされているため、なるべく避けるのが賢明です。

◆ 日常生活での脂質の選び方

「脂質=悪」と思い込まず、“質”にこだわって適量を摂ることがポイントです。

例えば:

• 加熱調理 → オリーブオイルや米油を

• サラダ → アマニ油やえごま油をプラス

• 間食 → ナッツや良質なダークチョコレートを選ぶ

このように、日々の小さな選択の積み重ねが体調改善やダイエット成功に直結していきます。

◆ ウェルラボのサポート|無理なく続ける、正しい栄養と運動習慣

ウェルラボでは、薬剤師の視点を活かして、

• 食事のバランスや栄養素の選び方のアドバイス

• 初心者向けフィットネスや女性のための運動の提案

• 無理なく継続できるパーソナルトレーニング環境の提供

など、「知って・実践して・続けられる」サポートを行っています。

「いきなりジムはハードルが高い…」

「制限ばかりのダイエットは続かない…」

そんな方にこそ、ウェルラボのやさしく寄り添う健康サポートを体験していただきたいです。

◆ まとめ|脂質は選び方で「味方」に変わる!

• 脂質は体に必要な栄養素

• 「良い脂(不飽和脂肪酸)」を選んで取り入れよう

• 摂りすぎ注意の脂・避けたい脂も、知識があれば怖くない

• 食事も運動も、バランスと継続がカギ

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