筋肉薬剤師 北川俊一です。
年末年始は、1年の中でも貴重な「ひと息つける時間」です。
「お正月くらいは、ゆっくり寝たい」
「夜更かしも少しなら問題ないだろう」
そう感じるのは、とても自然なことだと思います。
一方でこの時期、
「しっかり休んだはずなのに体がだるい」
「お正月明け、急に仕事や家事がつらくなる」
といった声が増えるのも事実です。
この原因のひとつとして知られているのが、
ソーシャルジェットラグ(社会的時差ボケ)です。
⸻
結論:お正月の不調は「寝すぎ」ではなく「生活リズムのズレ」
年末年始に感じるだるさは、
体力の低下や年齢の問題とは限りません。
多くの場合、
平日と休日で生活リズムが大きく変わること
が影響しています。
体は「何時に起きるか」を基準に、
ホルモン分泌や自律神経のリズムを整えています。
起床時間が大きくズレると、
体の中では時差ボケに近い状態が起こってしまいます。
⸻
ソーシャルジェットラグとは
ソーシャルジェットラグとは、
平日と休日の就寝・起床時間のズレによって起こる体調不良
のことを指します。
海外旅行をしていなくても、
体の中では「時差」が生じている状態です。
この状態が続くと、
• 朝起きるのがつらい
• 体が重く感じる
• 集中力が続かない
• 寝ても疲れが抜けにくい
といった不調が起こりやすくなります。
⸻
なぜお正月は特に起こりやすいのか
お正月は、
• 夜更かししやすい
• 起床時間が遅くなりやすい
• 食事時間が不規則になりやすい
など、生活リズムが一気に変化しやすい時期です。
「お正月だから仕方ない」という側面もありますが、
ズレが大きくなりすぎると、体が順応しきれなくなる
という点は知っておく必要があります。
⸻
お正月に意識したい、たった一つのポイント
すべてを整えようとする必要はありません。
お正月に意識してほしいのは、次の一点です。
起床時間を、平日より1時間以内に収めること
夜更かししても構いません。
昼寝をしても問題ありません。
ただし、
朝起きる時間だけは大きくズラさない。
これだけで、
• お正月明けのだるさ
• 仕事や日常への切り替えのつらさ
は、かなり軽減されます。
⸻
まとめ:お正月は「体を休める準備期間」
お正月は、
体を緩めていい時間であると同時に、
次の1年を気持ちよく始めるための準備期間でもあります。
• 起きる時間を意識する
• 体のリズムを極端に崩さない
それだけで、
「休んだのに疲れるお正月」から
「しっかり回復できるお正月」に変わります。
無理に整える必要はありません。
少しだけ体を気にかけてあげる。
それが、
お正月明けのあなたを楽にしてくれます。
©2023 TSUNAGARUCRAFT