2026/01/01

お正月の行事は、できるだけ歩いて行こう ― 食後の散歩が体を整える理由 ―

筋肉薬剤師 北川俊一です。

お正月になると、

「気づけば、食べて寝ての繰り返しになっている」

「ほとんど体を動かさずに一日が終わる」

そんな過ごし方になっている方も、

少なくないのではないでしょうか。

ゆっくり休むこと自体は、とても大切です。

一方で、年始は一年の中でも特に活動量が落ちやすい時期でもあります。

今回は、お正月でも無理なく取り入れやすい

体に負担をかけにくい動き方についてお伝えします。

結論:参拝や初売りは「歩いて行く」がちょうどいい

結論からお伝えすると、

初詣や初売りなどの用事は、

できるだけ歩いて行くのがおすすめです。

特別な運動をする必要はありません。

目的のある「短い散歩」だけでも、体は十分に反応します。

特に、食後に歩くことは、

血糖値の安定という面で大きなメリットがあります。

なぜお正月は体が重くなりやすいのか

お正月は、

• 食事量が増えやすい

• お餅や甘いものを食べる機会が多い

• 日常よりも動く時間が減る

といった条件が重なりやすい時期です。

活動量が減ると、

筋肉が糖を取り込む働きが低下しやすくなります。

その結果、

• 食後に血糖値が急上昇しやすい

• その後、強い眠気やだるさが出る

• 体が重く感じる状態が続く

といった変化が起こりやすくなります。

「お正月なのに疲れが取れない」と感じる背景には、

こうした体内の変化が関係していることがあります。

食後の散歩が体にやさしい理由

筋肉は、体の中で最も多く糖を利用する組織です。

食後に軽く体を動かすことで、

• 筋肉が血液中の糖をエネルギーとして使う

• 血糖値の急上昇が抑えられやすくなる

• 食後の眠気やだるさが出にくくなる

といった流れが生まれます。

ポイントは、無理をしないこと。

• 少し息が弾む程度

• 会話ができるペース

• 10〜20分ほど

このくらいの散歩で十分です。

お正月に取り入れやすい歩き方の例

お正月は、次のような理由づけで構いません。

• 初詣を一駅分歩いて行く

• 食後に「お参りついで」に少し遠回りする

• 初売りや買い物を口実に館内を歩く

「運動しなければ」と考えるよりも、

用事のついでに歩く方が、無理なく続きます。

外に出る理由が一つあるだけで、

体だけでなく気分も軽くなる方は多いです。

まとめ:お正月こそ「歩くきっかけ」を大切に

お正月は、

頑張って体を鍛える必要はありません。

ただ、

• 食後に少し歩く

• 参拝や買い物をきっかけに体を動かす

この習慣だけでも、

血糖値や体調は安定しやすくなります。

「理由をつけて外に出る」

それだけで十分です。

今年のお正月は、

体を追い込むのではなく、

体と折り合いをつける動き方を意識してみてください。

新年を、少しでも軽い体で迎えられますように。

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