「健康のために、何か始めなきゃ」
そう思うほど、気持ちが疲れてしまうことはありませんか。
• ちゃんと運動しなきゃ
• 食事も気をつけなきゃ
• 生活を整えなきゃ
健康を意識しているはずなのに、
なぜか心も体も重たい——。
30代になると、仕事・家庭・人間関係など、
自分のことを後回しにしやすくなります。
気づかないうちに「余白」が減っていくのも、この時期の特徴です。
そんな時に、薬剤師として、そして健康を伝える立場として
私がとても大切にしている視点があります。
それが
**「ごきげんでいられているかどうか」**です。
⸻
ごきげん=立派な健康習慣
健康というと、
「病気がないこと」「数値が正常であること」
を思い浮かべる方が多いかもしれません。
もちろんそれも大切です。
ですが、それだけでは“整っている”とは言えません。
• 気分が安定している
• 心に少し余裕がある
• 日常を極端に無理せず過ごせている
こうした状態は、体の中では
免疫・代謝・回復力をしっかり支えています。
つまり、
ごきげんでいられる状態そのものが、体にとってプラス
ということです。
⸻
なぜ「ごきげん」が体調に影響するのか
理由はとてもシンプルです。
ごきげんでいると、体の中では次のような変化が起こります。
• ストレスホルモンが抑えられる
→ 慢性的な炎症が起きにくくなる
• リラックスしやすくなる
→ 睡眠が深くなり、回復が進む
• 気分が安定する
→ 食欲や運動の質が自然と整う
反対に、
「常にイライラしている」
「無理を続けている」
状態では、どんなに正しい健康法も長くは続きません。
健康は、努力の量よりも
続けられる状態にあるかどうかが大切です。
⸻
今日からできる「ごきげん習慣」
ごきげんになるために、
特別なことをする必要はありません。
大きな幸せを探そうとしなくて大丈夫です。
たとえば、
• 好きな飲み物を、ゆっくり味わう
• 5分だけ、何もしない時間をつくる
• 好きな音楽を流す
• 外の空気を吸って深呼吸する
• 鼻歌を歌う
「こんなことでいいの?」
と思うくらいが、ちょうどいい。
小さなごきげんを積み重ねることで、
心が先に整い、体があとからついてきます。
⸻
健康のスタートは「自分の機嫌を守ること」
何かを足す前に、
がんばる前に、
まずは自分の機嫌を大切にしてあげてください。
ごきげんでいることは、決して甘えではありません。
立派な健康管理のひとつです。
今日ひとつ、
「少し気分がよくなること」を選んでみてください。
それが、
無理なく続く健康習慣の第一歩になります。
©2023 TSUNAGARUCRAFT