2026/01/22

花粉症は「鼻水の病気」ではありません ― 日常生活のパフォーマンスに影響する見えにくい変化 ―

こんにちは、筋肉薬剤師の北川俊一です。

花粉症というと、

くしゃみ・鼻水・目のかゆみといった

分かりやすい症状を思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし実際には、

花粉症はそれだけにとどまらず、

日常生活の質や安全性に関わる影響を

静かに引き起こすことがあります。

本人が自覚しにくい点が、

花粉症のもう一つの特徴です。

結論|花粉症は「気づかないうちに」生活の質を下げる

花粉症は、

鼻や目の症状だけの問題ではありません。

体内でアレルギー性の炎症が続くことで、

以下のような変化が起こることがあります。

• 集中力の低下

• 判断の遅れ

• 反応速度の低下

• 疲れやすさの増加

これらは

「体調不良」として強く自覚されないことが多く、

普段通りに生活できているつもりでも、

パフォーマンスが落ちている状態を招きます。

理由①|アレルギー性炎症は全身に影響する

花粉症は、

花粉を異物と判断した免疫反応によって

炎症が起こる疾患です。

炎症は

鼻や目だけで完結するものではなく、

体全体に負担をかけます。

その結果、

• 頭が重い

• ぼんやりする

• 集中が続きにくい

といった状態が起こりやすくなります。

理由②|睡眠の質が知らないうちに低下する

花粉症の症状が軽くても、

鼻づまりや違和感によって

睡眠が浅くなることがあります。

• 途中で目が覚める

• 深く眠れた感覚がない

こうした小さな乱れが積み重なると、

翌日の判断力や反応速度に影響します。

本人は

「寝不足ではない」と感じていても、

回復が不十分な状態になっている場合があります。

具体例|自覚のないまま起こる生活への影響

花粉症の影響は、

以下のような形で現れることがあります。

• 仕事でのケアレスミスが増える

• 家事や作業の段取りが悪くなる

• 運転中の判断が一瞬遅れる

いずれも

「大きな不調」ではないため見過ごされがちですが、

特に運転や作業では

安全性に関わる要素となります。

「症状が軽い=影響がない」

とは言い切れない理由がここにあります。

まとめ|症状の強さより「生活への影響」で判断する

花粉症への向き合い方で大切なのは、

症状の強さだけを見ることではありません。

• 集中できているか

• 判断が鈍っていないか

• いつもの精度で生活できているか

こうした

生活への影響を基準に考えることが重要です。

もし

「いつもと少し違う」と感じることがあれば、

それは体からのサインかもしれません。

無理に我慢するのではなく、

早めに整える。

それが、

日常生活を守るための

最も負担の少ない選択です。

次回は、

花粉症の影響を最小限にするための

薬と生活習慣の考え方について整理していきます。

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