「少し歩いただけで疲れてしまう」
「買い物の途中で足が重くなる」
「以前より歩くのがしんどくなった」
このような変化を感じると、
「年齢のせい」「体力が落ちたから仕方ない」
と考える方は少なくありません。
しかし、歩行時の疲れやすさには、
足首の動き が関係しているケースも多く見られます。
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結論|歩きやすさは「足首の動き」で大きく変わる
歩くと疲れやすい人ほど、
足首の動きが小さくなっている傾向があります。
足首は、歩行時に体重を支え、
体を前へ運ぶための土台となる関節です。
この部分の動きが硬くなると、
歩くたびに余計な力が必要となり、
結果として疲れやすくなります。
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足首の役割|体を前に進める重要な関節
歩行は、次のような流れで行われています。
• かかとが地面に接地する
• 足首がゆっくり曲がる
• つま先で地面を蹴り出す
この一連の動作の中で、
足首は体重を受け止めながら、
前方への推進力を生み出しています。
しかし、
• 長時間座る生活が続く
• 歩く機会が減る
• 過去の捻挫や痛みをかばっている
といった状態が続くと、
足首の可動域は徐々に狭くなっていきます。
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足首が硬くなると起こりやすい変化①
太ももや腰への負担が増える
足首が十分に動かない場合、
その分を太もも・膝・腰が補おうとします。
その結果、
• 太ももがすぐに疲れる
• 膝や腰が重だるくなる
• 歩くこと自体が億劫になる
といった悪循環が生じやすくなります。
「足が疲れる」と感じていても、
原因は足首の動きにある場合も少なくありません。
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足首が硬くなると起こりやすい変化②
つまずきやすさとの関係
足首の動きが小さくなると、
• つま先が上がりにくい
• 地面をしっかり蹴れない
といった状態になりやすくなります。
その結果、
小さな段差やわずかな凹凸でも
つまずきやすくなります。
「何もないところでヒヤッとする」
「最近つまずくことが増えた」
こうした変化も、
足首の機能低下のサインの一つと考えられます。
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「年齢のせい」だけで片づけなくてよい理由
年齢とともに体の機能が変化するのは自然なことです。
しかし、
• 年齢を重ねたら必ず歩きにくくなる
• 疲れやすさは避けられない
というわけではありません。
動きにくくなった部分を把握し、
適切に見直すことで、
歩きやすさが改善するケースも多くあります。
その中でも足首は、
比較的意識しやすく、取り組みやすい部位です。
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まとめ|歩きづらさを感じたら、まず足首に目を向ける
歩くとすぐ疲れるときは、
• 体力の問題
• 気持ちの問題
と考える前に、
足首の動きに目を向けてみることが大切です。
• 足首は歩行の土台
• 動きが硬くなると疲れやすくなる
• つまずきやすさにも関係する
無理に運動量を増やす必要はありません。
まずは「原因を知ること」が、
長く歩き続けるための第一歩になります。
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