2026/04/27

健康診断が怖くて受けられていないあなたへ| 早く知るほど選択肢が増える、 薬剤師が正直に伝える理由

健康診断と早期発見——
受診をためらう方に薬剤師が伝えたいこと

悩み:健康診断が怖くて受けられない

「結果が怖くて健康診断を
受けられていない」

薬局での服薬指導の場面で
この言葉を聞く機会は
少なくありません。

知りたくない。
見なければ現実じゃない。

その心理は自然な反応です。

しかし健康診断の受診を
先延ばしにすることのリスクは
受診への不安を
大きく上回ります。

早期発見・早期介入が
健康寿命を守る上で
最も重要な要素の一つです。

現場で見てきたこと

薬局での服薬指導を通じて
早期発見ができたケースと
そうでなかったケースの
両方を経験してきました。

「もっと早く来ていれば
もっと選択肢があったのに」

医師がそう言う場面を
何度も目にしてきました。

逆に定期的な健康診断で
早期に異常を発見し
生活習慣の改善と
少量の薬だけで
状態を管理できている方も
多くいらっしゃいます。

受診した人と
しなかった人では
その後の選択肢の数が
明確に違います。

早く知るほど選択肢が増える理由

生活習慣病の多くは
早期段階と進行段階で
治療の選択肢が大きく異なります。

高血圧の場合

早期発見(軽症段階)
→ 生活習慣改善(減塩・運動・体重管理)
のみで正常化できるケースが多い

放置・進行後
→ 脳卒中・心筋梗塞・腎障害として
発見されることがある
→ 複数の薬が必要になる
→ 一度起きた臓器障害は
元に戻らないことが多い

糖尿病の場合

境界型・予備群段階での発見
→ 食事・運動療法のみで
正常血糖に戻せるケースがある

糖尿病として発見・進行後
→ 薬物療法が必要になる
→ 合併症(網膜症・腎症・神経障害)の
リスクが上昇する
→ 合併症は一度発症すると
完全回復が難しい

脂質異常症の場合

ほぼ無症状で進行するため
健康診断以外での発見は困難です。
放置すると動脈硬化が進行し
心血管疾患リスクが上昇します。

生活習慣病は症状なしで進行する

高血圧・糖尿病・脂質異常症の
共通する特徴として
初期段階では自覚症状が
ほとんどないことが挙げられます。

「体の調子が悪くなってから受ける」
というアプローチでは
発見が遅れるリスクがあります。

症状がないうちに数値を把握する。
それが健康診断の本質的な価値です。

知ることはプラスにしかならない

健康診断の結果が
「異常あり」だった場合
→ 今日から変えられることが
わかった状態
→ 選択肢が最も多い段階での発見

「異常なし」だった場合
→ 現在の生活習慣への客観的な評価
→ 継続する根拠が得られる

どちらの結果であっても
知ることは必ずプラスになります。

怖いのは結果ではなく
知らないまま時間が経過することです。

今日からできること

今年の健康診断の日程を
確認してみてください。

職場健診・自治体健診・
かかりつけ医での血液検査。
どれでも構いません。

結果の見方・数値の意味・
次のステップについては
薬剤師がサポートします。

健康診断の結果を持って
ぜひご相談ください。

───
北川 俊一(薬剤師 / スポーツファーマシスト)
Well Lab — well-lab-kitagawa.net

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