こんにちは!
薬剤師×パーソナルトレーナーの北川俊一(筋肉薬剤師)です。
「ダイエットのために筋トレを始めたけど、空腹でやるのと食後にやるの、どっちが効果的なの?」という質問をよくいただきます。
SNSやネット記事を見ると
「空腹の方が脂肪が燃える!」
「いやいや、食後の方が運動パフォーマンスが上がる!」
など、意見がバラバラで迷ってしまいますよね。
結論からお伝えすると、「空腹での筋トレは避ける」のが基本です。
その理由と、実際にどうすればいいのかを詳しく解説します。
空腹で筋トレするメリット・デメリット
メリット
• 脂肪が使われやすくなる可能性がある
デメリット
• 強い空腹感でトレーニング後にドカ食いしやすい
• エネルギー不足で集中力が低下、トレーニングの質が落ちる
• 筋肉の分解が進みやすくなる(筋トレが逆効果になる)
ウェルラボ視点では、ボディメイクやダイエットは「継続と効率」が最重要。
空腹でのトレーニングは一見脂肪燃焼に良さそうに見えて、結果的に筋肉を減らし、代謝を落としてしまう可能性が高いです。
メリット
• エネルギーが十分にあることでトレーニングの質が向上
• 集中力が高まり、効率的に筋肉に刺激を入れられる
デメリット
• 食後すぐは胃が重く、消化不良を起こすことも
ウェルラボでは「効率よく・安全に・継続できる」を基本に指導しています。
その観点から見ても、パフォーマンスを最大限発揮できる栄養状態での筋トレをおすすめしています。
トレーニングは「食後2〜3時間後」が最もおすすめです。
とはいえ、忙しい毎日の中でそのタイミングを取るのは難しいこともありますよね。
そんなときは、軽くエネルギー補給してから運動するのがベター!
トレーニング前におすすめの軽食(30〜60分前)
• 果物(バナナ、りんごなど)
• 和菓子(団子や大福など)
• ラムネやブドウ糖タブレット
消化がよく、素早くエネルギーに変わる食品を選ぶと◎。
無理に空腹のまま運動せず、軽く補給することで集中力・パフォーマンスがグッと上がります!
筋トレやダイエットで大切なのは、完璧なタイミングより“続けられること”。
理想のタイミングにこだわりすぎて、トレーニングが億劫になるのは本末転倒です。
ウェルラボの考え方
• ベストは食後2〜3時間後
• でも、現実はベストじゃなくてもOK!
• 空腹しか選択肢がないなら、小さな工夫でデメリットをカバー
「頑張らないと続かない健康法」ではなく、ライフスタイルに合わせて続けられる健康習慣を一緒につくっていきましょう!
• 空腹での筋トレはNG(集中力・パフォーマンス低下、ドカ食いの原因に)
• 食後2〜3時間後のトレーニングが理想
• 空腹になりがちな人は、軽食(果物・和菓子・ラムネ)で対策を
• 一番大事なのは、「無理なく続けられる仕組み」!
あなたの生活に合わせた“続けられる健康習慣”をサポートします
「自分の生活に合わせて、効率よく運動したい」
「食事のタイミングや内容を見直したい」
そんな方は、薬剤師×トレーナーの視点から、あなたに合ったアドバイスをお届けします。
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