2025/04/25

無理なく続くダイエット・筋トレの鍵 体の仕組み「ホメオスタシス(恒常性)」を理解する

こんにちは。
筋肉薬剤師 北川俊一です。

このページでは、
ダイエット・筋トレ・健康づくりを続ける上で欠かせない
「体の仕組み」について解説します。

健康づくり、ボディメイク、生活習慣病予防。
目的が違っても、共通して知っておきたいキーワードがあります。

それが
ホメオスタシス(恒常性)です。


ホメオスタシスとは何か?

ホメオスタシス(恒常性)とは、
体が「今の状態を保とう」とする生理的な働きのことです。

私たちの体は、常に環境や刺激の変化にさらされていますが、
次のような反応によってバランスを保っています。

  • 暑いと汗をかいて体温を下げる

  • 寒いと震えて熱を生み出す

  • ケガをすると自然に回復しようとする

これらはすべて、
体を守るための正常な反応です。


ダイエットや筋トレで「壁」になる理由

このホメオスタシスは、
実はダイエットや筋トレではになることがあります。

急な食事制限の場合

  • 急に食事量を減らす
    → 体が「飢餓状態」と判断
    → エネルギー消費を抑える
    → 脂肪を溜め込みやすくなる

結果として
痩せにくく、リバウンドしやすい状態になります。

急に運動量を増やした場合

  • いきなり強度の高いトレーニング
    → 体が「危険」と判断
    → 強い疲労・筋肉痛
    → 継続が困難になる

これも、
体を守るための正常な反応です。


ホメオスタシスは「敵」ではない

重要なのは、
ホメオスタシスを無理に壊そうとしないことです。

体は変化を嫌うのではなく、
急激な変化を嫌うだけ。

つまり、

少しずつ慣らせば、体はきちんと適応する

これが、続く健康習慣の基本原則です。


ホメオスタシスを味方にする考え方

ダイエットの場合

  • 短期間で大きく体重を落とす
    → 体は強く抵抗する

  • 時間をかけて緩やかに調整する
    → 体が「新しい状態」として受け入れる

一つの目安としては、
1か月に体重の1〜2%程度の変化

体にとって負担が少なく、
継続しやすいペースです。


筋トレ・運動の場合(特に初心者)

  • いきなり毎日・長時間
    → 挫折リスクが高い

  • 週2〜3回から開始
    → 習慣化しやすく、自然に負荷を上げられる

筋力や体力は、
「慣れ」とともに伸びるものです。


筋肉薬剤師・北川の実体験から

私自身、ボディビル競技を通して
この原則を強く実感しています。

減量期の考え方

  • ご飯を急に減らさない

  • まず栄養バランスを整える

  • 体の反応を見ながら段階的に調整

結果として、
約半年かけて体脂肪を落とし、
大きなリバウンドは起きていません。

トレーニング期の考え方

  • 最初は「続ける仕組み」を最優先

  • 負荷は後から自然に上げる

継続できる設計=結果が出る設計です。


ウェルラボが大切にしている視点

ウェルラボでは、

  • 食事・運動・生活習慣を分けて考えない

  • 頑張りすぎない設計を重視する

  • 健康寿命を伸ばすための予防的視点

こうした考え方を軸に、
薬剤師としての知識と運動実践の経験を統合した
情報発信を行っています。


まとめ|続く体づくりは「体の仕組み理解」から

  • ホメオスタシスは体を守る大切な機能

  • 急な変化は、停滞や挫折の原因になる

  • 少しずつ慣らすことで、体は必ず適応する

  • 継続こそが、ダイエット・筋トレ成功の鍵

「頑張っているのに続かない」と感じたときは、
意志の問題ではなく、体の仕組みを見直すサインかもしれません。

無理なく、長く続く健康習慣のヒントとして、
この内容が役立てば幸いです。

 

インスタグラム LINE note

©2023 TSUNAGARUCRAFT