こんにちは。
薬剤師・パーソナルトレーナーの北川俊一です。
このページでは、
「健康的に痩せたい」「リバウンドを避けたい」と考える方に向けて、
医学的な視点から見たダイエットの考え方を解説します。
近年よく見かける
「短期間で一気に痩せるダイエット」。
本当に体にとって安全なのか、
そして、どのような減量が望ましいのかを整理していきます。
「1ヶ月で5kg減」などの急激な減量は、
体にとって大きな負担になります。
代表的なリスクとしては、
リバウンドしやすくなる
免疫力の低下や強い疲労感
メンタル面の不調やストレス増加
などが挙げられます。
これらは意志の弱さではなく、
体の仕組み(ホメオスタシス)による自然な反応です。
人の体には、
ホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる
「今の状態を保とうとする働き」があります。
急に体重が減るような状況になると、
「飢餓状態」と判断する
代謝を下げてエネルギー消費を抑える
脂肪を溜め込もうとする
結果として、
痩せにくく、戻りやすい体が作られてしまいます。
以下のような方法は、
一時的に体重が減っても、長期的には問題が起こりやすくなります。
絶食・極端な食事制限
→ 反動で過食しやすくなる
過度な運動
→ ケガ・疲労で継続不能
糖質だけを極端に減らす方法
→ 栄養バランスの崩れ、代謝低下
「体重は減ったけれど、体調を崩した」
では本末転倒です。
無理なく続けるための目安として、
よく使われるのが次の基準です。
1ヶ月に体重の1〜2%程度の減少
(例:60kg → 約0.6〜1.2kg)
この範囲であれば、
体が変化に適応しやすく、リバウンドのリスクも抑えられます。
あわせて大切なのは、
炭水化物・脂質・タンパク質のバランス
極端なカロリー制限をしないこと
ストレスなく続けられる設計
「どれだけ減らすか」よりも、
続けられるかどうかが最重要ポイントです。
私自身、ボディビル競技に出場する中で、
毎年計画的な減量を行っています。
実際に行っている流れは、
栄養バランスの見直しから開始
食事量を段階的に調整
5〜6ヶ月かけて徐々に体脂肪を落とす
体調や筋肉量を保ちながら進めることで、
大きな反動やリバウンドを防ぐことができます。
短期集中ではなく、
体が受け入れられるペースを守ることが結果につながります。
健康サポートスタジオ《ウェルラボ》では、
食事・運動・休養を切り離さずに考える
無理のない変化を積み重ねる
健康寿命を延ばす視点を重視する
こうした考え方を軸に、
薬剤師とトレーナーの知見を統合した情報発信を行っています。
急激なダイエットはリスクが高い
ホメオスタシスを理解すると失敗を防ぎやすい
目安は月1〜2%の緩やかな変化
継続できる設計が、結果と健康を守る
「痩せたいけれど、健康は失いたくない」
そう感じている方にとって、
この考え方が判断の軸になれば幸いです。
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