2025/04/26

短期間ダイエットは本当に安全? 薬剤師の視点で考える「正しい減量の考え方」

こんにちは。
薬剤師・パーソナルトレーナーの北川俊一です。

このページでは、
「健康的に痩せたい」「リバウンドを避けたい」と考える方に向けて、
医学的な視点から見たダイエットの考え方を解説します。

近年よく見かける
「短期間で一気に痩せるダイエット」。

本当に体にとって安全なのか、
そして、どのような減量が望ましいのかを整理していきます。


結論|短期間ダイエットはリスクが高い

「1ヶ月で5kg減」などの急激な減量は、
体にとって大きな負担になります。

代表的なリスクとしては、

  • リバウンドしやすくなる

  • 免疫力の低下や強い疲労感

  • メンタル面の不調やストレス増加

などが挙げられます。

これらは意志の弱さではなく、
体の仕組み(ホメオスタシス)による自然な反応です。


なぜ急激なダイエットは失敗しやすいのか

人の体には、
ホメオスタシス(恒常性)と呼ばれる
「今の状態を保とうとする働き」があります。

急に体重が減るような状況になると、

  • 「飢餓状態」と判断する

  • 代謝を下げてエネルギー消費を抑える

  • 脂肪を溜め込もうとする

結果として、
痩せにくく、戻りやすい体が作られてしまいます。


リスクが高いダイエット方法の例

以下のような方法は、
一時的に体重が減っても、長期的には問題が起こりやすくなります。

  • 絶食・極端な食事制限
     → 反動で過食しやすくなる

  • 過度な運動
     → ケガ・疲労で継続不能

  • 糖質だけを極端に減らす方法
     → 栄養バランスの崩れ、代謝低下

「体重は減ったけれど、体調を崩した」
では本末転倒です。


健康的な減量の基本的な考え方

無理なく続けるための目安として、
よく使われるのが次の基準です。

  • 1ヶ月に体重の1〜2%程度の減少
     (例:60kg → 約0.6〜1.2kg)

この範囲であれば、
体が変化に適応しやすく、リバウンドのリスクも抑えられます。

あわせて大切なのは、

  • 炭水化物・脂質・タンパク質のバランス

  • 極端なカロリー制限をしないこと

  • ストレスなく続けられる設計

「どれだけ減らすか」よりも、
続けられるかどうかが最重要ポイントです。


実体験から見える「長期視点の重要性」

私自身、ボディビル競技に出場する中で、
毎年計画的な減量を行っています。

実際に行っている流れは、

  • 栄養バランスの見直しから開始

  • 食事量を段階的に調整

  • 5〜6ヶ月かけて徐々に体脂肪を落とす

体調や筋肉量を保ちながら進めることで、
大きな反動やリバウンドを防ぐことができます。

短期集中ではなく、
体が受け入れられるペースを守ることが結果につながります。


ウェルラボが大切にしている考え方

健康サポートスタジオ《ウェルラボ》では、

  • 食事・運動・休養を切り離さずに考える

  • 無理のない変化を積み重ねる

  • 健康寿命を延ばす視点を重視する

こうした考え方を軸に、
薬剤師とトレーナーの知見を統合した情報発信を行っています。


まとめ|「早く痩せる」より「続く体づくり」

  • 急激なダイエットはリスクが高い

  • ホメオスタシスを理解すると失敗を防ぎやすい

  • 目安は月1〜2%の緩やかな変化

  • 継続できる設計が、結果と健康を守る

「痩せたいけれど、健康は失いたくない」

そう感じている方にとって、
この考え方が判断の軸になれば幸いです。

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