2025/12/31

お正月こそ気をつけたい「社会的時差ボケ」 ― 休んでいるのに疲れる理由 ―

筋肉薬剤師 北川俊一です。

年末年始は、1年の中でも貴重な「ひと息つける時間」です。

「お正月くらいは、ゆっくり寝たい」

「夜更かしも少しなら問題ないだろう」

そう感じるのは、とても自然なことだと思います。

一方でこの時期、

「しっかり休んだはずなのに体がだるい」

「お正月明け、急に仕事や家事がつらくなる」

といった声が増えるのも事実です。

この原因のひとつとして知られているのが、

ソーシャルジェットラグ(社会的時差ボケ)です。

結論:お正月の不調は「寝すぎ」ではなく「生活リズムのズレ」

年末年始に感じるだるさは、

体力の低下や年齢の問題とは限りません。

多くの場合、

平日と休日で生活リズムが大きく変わること

が影響しています。

体は「何時に起きるか」を基準に、

ホルモン分泌や自律神経のリズムを整えています。

起床時間が大きくズレると、

体の中では時差ボケに近い状態が起こってしまいます。

ソーシャルジェットラグとは

ソーシャルジェットラグとは、

平日と休日の就寝・起床時間のズレによって起こる体調不良

のことを指します。

海外旅行をしていなくても、

体の中では「時差」が生じている状態です。

この状態が続くと、

• 朝起きるのがつらい

• 体が重く感じる

• 集中力が続かない

• 寝ても疲れが抜けにくい

といった不調が起こりやすくなります。

なぜお正月は特に起こりやすいのか

お正月は、

• 夜更かししやすい

• 起床時間が遅くなりやすい

• 食事時間が不規則になりやすい

など、生活リズムが一気に変化しやすい時期です。

「お正月だから仕方ない」という側面もありますが、

ズレが大きくなりすぎると、体が順応しきれなくなる

という点は知っておく必要があります。

お正月に意識したい、たった一つのポイント

すべてを整えようとする必要はありません。

お正月に意識してほしいのは、次の一点です。

起床時間を、平日より1時間以内に収めること

夜更かししても構いません。

昼寝をしても問題ありません。

ただし、

朝起きる時間だけは大きくズラさない。

これだけで、

• お正月明けのだるさ

• 仕事や日常への切り替えのつらさ

は、かなり軽減されます。

まとめ:お正月は「体を休める準備期間」

お正月は、

体を緩めていい時間であると同時に、

次の1年を気持ちよく始めるための準備期間でもあります。

• 起きる時間を意識する

• 体のリズムを極端に崩さない

それだけで、

「休んだのに疲れるお正月」から

「しっかり回復できるお正月」に変わります。

無理に整える必要はありません。

少しだけ体を気にかけてあげる。

それが、

お正月明けのあなたを楽にしてくれます。

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